!第十六回 午燎原之战(16-2)
の颍州に、大军势が控えている。しかも、率いているのは郭子仪将军だ。许してくれたら、兵を退くよう頼んでやる」 秦典枢は兴味を引かれて讯いた。 「郭子仪だと。なんでこんなところに」 「颍州の太守(知事)が、お前たちに备えるために呼んだそうだ。この国で随一といわれる名将だぞ」 「へえ。どうせお前を逃がしたら、そっちへ合流する気だろう」 「まさか、ははは」 欧yAn信の目が泳いだ。秦典枢は、笑って立ち上がる。 「よし。その副官は放してやれ。郭子仪を呼んで来させろ」 「なんだと。どういうつもりだ、秦典枢」 欧yAn信が叫んだ。秦典枢は、目を见据える。 「どういうつもりもない。ただ郭子仪と戦ってみたくなったのさ。 だがな、欧yAn信。お前みたいなクズ野郎には、その戦いを见る资格もない。じゃあな」 そう言って秦典枢は出て行った。 欧yAn信は、己の危机を察して泣き叫んだが、その场で卢恩に斩り舍てられた。 逃げた副官は直ちに颍州に急行し、事态を告げた。欧yAn信が斩られたと知った太守は、援军を送ることを决定した。 「鶏を割くのに牛刀を用いる、といいますが、まさに今のこと。郭将军なら造作もないでしょうが、お愿いいたします」 太守はすでに胜った表情で笑った。反対に郭子仪は、険しい顔を见せた。 「いえ。兵の少なさを生かした敏捷な用兵、秦典枢は侮れませぬ。それに、官军の将を斩ったからには决Siの覚悟のはず」 太守は不安顔になる。 「まさか、胜てぬと?」 「こちらは兵が多すぎ、动きは遅い上、目立ちます。それに私には八公山の土地勘もない。胜负は五分と五分です」 郭子仪の口调は、真剣だった。